コラム
Column
親の家をどうするか。話し合う前に整理したい5つのこと
2026/05/10
コラム
親は、よくこう言います。
「まだ大丈夫」
少し重くなった玄関の引戸も、二階まで上がる階段も、雨戸の開け閉めも、本人にとっては「まだ大丈夫」かもしれません。
けれど、帰省した子ども世代から見ると、少しずつ気になることが増えている場合があります。
家は、思い出のある場所です。
簡単に売る、直す、建て替えると決められるものではありません。
一方で、住まいは時間とともに変化します。
親の体力、家族構成、建物の状態、維持管理の負担、相続のこと。
考えるべきことは少なくありません。
親の家について話し合う前に、まず整理しておきたいことがあります。
1. 住まいの状態
まず確認したいのは、建物そのものの状態です。
- 雨漏りの跡はないか
- 外壁や基礎にひびはないか
- 建具の動きは悪くなっていないか
- 床の傾きや沈みはないか
- 水まわりの老朽化は進んでいないか
- 断熱や耐震に大きな不安はないか
こうした状態を把握しないまま話し合うと、判断が感覚的になりがちです。
「まだ住める」と思っていても、実際には早めに確認した方がよい部分があるかもしれません。
反対に、「古いから大規模工事が必要」と思っていても、まずは部分的な対応でよい場合もあります。
2. 親の暮らし方
次に大切なのは、親御さんが今後どのように暮らしたいかです。
- 住み慣れた家で暮らし続けたいのか
- 段差や階段が負担になっているのか
- 庭や外まわりの管理が重くなっていないか
- 将来的に子ども世代との同居や近居を考えているのか
家の判断は、建物だけでは決まりません。
そこで暮らす人の体力、生活習慣、気持ちが大きく関わります。
3. 子ども世代の考え
親の家は、親だけの問題ではないことがあります。
- 将来、誰かが住むのか
- 誰も住まないのか
- 売却する可能性があるのか
- 貸すことを考えるのか
- 維持費を誰が負担するのか
家族の中で考えが違う場合もあります。
だからこそ、いきなり結論を出すより、まずは選択肢を並べることが大切です。
4. お金と維持管理
住まいを持ち続けるには、維持費がかかります。
- 固定資産税
- 火災保険
- 修繕費
- 外装や屋根のメンテナンス
- 水まわりの更新
住んでいる間だけでなく、空き家になった後にも費用がかかることがあります。
一方で、リフォームや建て替えにもまとまった費用が必要です。
売却する場合も、解体費や測量、税金などを確認する必要があります。
「何となく不安」ではなく、どの選択肢にどの程度の費用がかかるかを整理すること。
それだけで、話し合いは進めやすくなります。
5. 今すぐ決めることと、まだ決めなくてよいこと
親の家の相談で大切なのは、すぐに結論を出そうとしないことです。
- 今すぐ必要な修繕
- 数年以内に考えたいこと
- 将来的に家族で話し合うこと
- まだ決めなくてもよいこと
これらを分けるだけで、気持ちが軽くなることがあります。
売るか、直すか、住み続けるか。
答えを急ぐ前に、まずは判断材料を整える。
それが、親の家を考える第一歩です。
住まいの状態確認が必要な場合
話し合いを進めるうえで、建物の状態を確認した方がよい場合もあります。
雨染み、外壁のひび、建具の不具合、床の沈み、水まわりの劣化などが気になる場合は、JSKリフォームと連携し、住まいのコンディションを確認することもできます。
ただし、建物の確認は、工事を前提にするものではありません。
今後の判断材料を整理するための確認です。
住宅資産活用でできること
住宅資産活用では、工事や売却を急がせることはありません。
住まいの状態、ご家族の状況、これからの暮らし方を整理しながら、選択肢を一緒に考えます。
- 売る
- 貸す
- 住み続ける
- 直す
- 建て替える
親の家について、何から考えればよいか分からない。
家族で話し合う前に、材料を整理しておきたい。
売るか直すか決める前に、住まいの状態を確認したい。
そのような時は、まずは事前確認ヒアリングをご利用ください。
決める前に、整理する。
住宅資産活用では、工事や売却を急がせることはありません。
住まいの状態、ご家族の状況、これからの暮らし方を整理しながら、
売る・貸す・住み続ける・直す・建て替える・今は決めないなどの選択肢を一緒に考えます。
まずは、事前確認ヒアリングでご相談内容をお聞かせください。
